Our Legacy, Your Story
Ramar Cloth: an iconic fabric, a shared heritage
ただの「服」ではなく、人生とともに歩む一着を。
私たちにとって服は、ただ身にまとうだけのものではありません。
日常のささやかな瞬間や、大切な思い出と深く結びつき、人生の一部となっていくものです。
信頼できるアウターは、時を重ねるごとに心に寄り添い、やがてかけがえのない存在になります。
そんな想いから生まれたのが、今回の限定ウィメンズカプセルコレクションです。
このコレクションでは、特別な「Ramar Cloth」を使用し、世代を超えて愛される“絆”を表現しました。
実際にこのコレクションを着ていただいた多くの女性たちに、「服が自分にとってどんな存在か」を伺いました。
そこで語られたのは、「アイデンティティ」「守られている感覚」「共に過ごした記憶」、そして「時間を超えたつながり」——。
それぞれの物語に触れるたび、服が持つ力、そして私たち自身の物語が、誰かの物語とも重なっていくことに気づかされます。
忙しい毎日の中でふと立ち止まり、「これは私の大切な一着」と思える瞬間を、あなたにも届けたい。
このコレクションが、そのきっかけになれたらと願っています。


母と娘をつなぐ、かけがえのない時間と一着。
アリッサにとって、服はその日の気分や心のありようを映す、大切な表現のひとつ。
そんな彼女にとって、人生で最も深い“絆”を感じる相手は、母親です。
共通の趣味を分かち合い、午後のひとときを一緒にショッピングしながら過ごす時間は、日常の中にある、何にも代えがたい幸せのひとコマ。
試着室でお互いのスタイルを見せ合ったり、服を貸し借りしたり、ちょっとしたアドバイスを交わすことで、言葉以上に心が通い合っていく。
それはまるで、洋服を通じて育まれるもうひとつの親子の会話のようです。


香りが紡ぐ、服と思い出の物語
キャロラインにとって、服を選ぶという行為は、その日一日のストーリーを描くための大切な一歩。
でも、彼女が本当に大切にしているのは、服を通して感じる「感覚とのつながり」です。
たとえば、母が洗ってくれたシャツに残る、やさしくて安心するあの香り。
あるいは、大人になって通うようになったドライクリーニング店で受け取るシャツに漂う、清潔で落ち着いた香り。
そのひとつひとつが、記憶の奥深くにある情景を呼び起こします。
そして何より、パートナーのTシャツからふわりと香る、馴染みのある匂い。
それは、まるで遠く離れた故郷に帰ったかのような、心から安らげる感覚を与えてくれるのです。
香りとともに思い出されるのは、人とのつながりや、その瞬間に感じた気持ち。
服はただ着るものではなく、五感を通して私たちの記憶と感情をそっと結びつけてくれる、とても個人的で、深い意味を持つ存在なのです。


服に込めた、私らしさと未来への願い
服をまとうことは、単に外見を整えるためだけのものではありません。
マルタにとって服は、今の自分の気持ちや人生のフェーズ、そして「変わりたい」「新しく進みたい」という内なる想いを表現する、かけがえのない手段です。
「私はどんな人間なのか」
「これからどうありたいのか」
そんな問いに、自分らしく答えるための方法のひとつが、彼女にとってのファッションなのです。
マルタの記憶には、子どもの頃に見た、母親がコートのボタンを丁寧に留める姿が刻まれています。
その何気ない仕草には、どこか安心感とやさしさがあって、今でも心に残っています。
そのとき彼女は気づきました。
服は、単なる布やデザインではなく、そこに込められた愛情や記憶、そして生き方そのものが映し出されている、特別な存在なのだと。
誰かの仕草や想いが、ふとした瞬間に服から伝わってくる——
それが、マルタがファッションに感じる、深くてあたたかな魅力なのです。


服がつなぐ、ふたりだけの記憶と絆。
双子のエマとマチルデにとって、「シェアすること」は子どもの頃からずっと大切にしてきた習慣。
お気に入りのアクセサリーや日記、そしてもちろん服も、ふたりにとっては自然に共有するものでした。
時には、どちらかが最初に着ていたはずの服が、いつの間にかふたりの“共通の一着”になっていたり、持ち主がわからなくなることさえあるほど。
でも、そこにあるのはただの物の貸し借りではなく、お互いの暮らしや思い出をそっと重ね合わせていくような、深い絆です。
服には、自分らしさや安心感が込められています。
けれど、それ以上に大切なのは——
その服に宿る「一緒に過ごした時間」の記憶。
袖を通すたびに、笑い合った日や語り合った夜のことがふと思い出され、服がふたりの心を、より強く、あたたかくつなぎとめてくれるのです。
エマとマチルデにとって、服はただの布ではありません。
お互いの存在を感じることができる、特別な記憶のかけらなのです。
Discover the capsule collection
An icon from the 70s


Ramar Clothは、1970年代に誕生したウールリッチを代表するファブリックの一つです。
この素材は、極端な環境に耐えるように作られ、最初はArctic Parkaの裏地として使われていました。
Ramar Clothは、特別なコットンとナイロンをミックスした素材で、撥水性と防風性を持ちながら、肌触りは自然でとても快適です。
現在でも、Ramar Clothはウールリッチの伝統を象徴する素材となっていて、シンプルでしっかりとした作り、そして長持ちする特徴を大切にしています。
これにより、機能性とスタイルが融合し、ウールリッチの伝統と未来をつなげています。